ウェブストーリー完全ガイド
Instagramから始まったStories（ストーリーズ）フォーマットはモバイルの世界を席巻し、GoogleがWeb Storiesを正式にサポートしました。今日、国外のメディア企業が率先して導入したのを皮切りに、今やさまざまなブランドやサービスがWeb Storiesを活用し始めています。ここでは、Web Storiesの有効性や活用方法、作成方法など、Web Storiesで知るべき情報を全てまとめています。
直近2年間で、Globalで「Web Stories」の検索数が増加
フォントや色など、自由な表現でテキスト情報を記述。hタグを設定することもできる。
画像をアップロードし配置できる。透過させたりアニメーションで動きをつけることも
動画を1つのレイヤーとして扱うため編集が容易。縦型でも横型でも利用可能
Tap & Try!!
各要素にアニメーションを追加し、動きのあるダイナミックな表現が可能
アニメーションGIFを効果的に使うことで、ユーザーを惹きつけることができる
アンケートやフォーム、リンクなどを1つのスライドに複数設置できる
Web Stories（ウェブストーリー）は、昨今のモバイルファースト時代に最適化されたフォーマットで、ユーザーに適切なコンテンツ消費体験を提供できますが、それ以上にさまざまな事業者に役立つメリットが存在します。
没入感の高いモバイルに最適化されたフォーマットは、ユーザーにとって好ましいコンテンツ消費体験を提供します。
Web Storiesは1つのWebページとしてインデックスされ、Googleネットワークのさまざまな場所に露出されます。また各Storiesは1記事としてPVに換算されます。
Web Storiesによってユーザーの試聴時間・滞在時間が長くなる傾向があり、GA4で評価されるエンゲージメント指標に良い影響を与えます。
Web Storiesにプログラマティック広告や独自の予約型広告を組み込むことで、主にパブリッシャービジネスのマネタイズを向上します。
ウェブストーリー アイコンの付いた画像カードとして表示される
Discover フィードの中に、タップしてストーリーを読むことができる単独のカードとして表示される
Google 検索でカルーセルとして表示される（日本未対応）
Google検索に単独の結果として表示される
近年では、海外の新聞社や雑誌社などのパブリッシャーによるWeb Stories活用が増加しています。これを追いかけるように、スポーツやトラベル、コマース領域など、多種多様なビジネスでWeb Storiesの活用事例が見られるようになりました。
近年では、海外の新聞社や雑誌社などのパブリッシャーによるWeb Stories活用が増加しています。これを追いかけるように、スポーツやトラベル、コマース領域など、多種多様なビジネスでWeb Storiesの活用事例が見られるようになりました。
ヨーロッパ最大級の発行部数を誇るドイツの週刊誌「Der Spiegel」が運営するニュースサイト
月間ビジターが1億人を超える、US国内でトップレベルの老舗媒体社
ニュージーランド国内でTOP3の発行部数を誇る日刊紙および国内1位の売上を誇る週刊誌を発行
スポーツの世界では、近年ショート動画が流行していますが、あえてWeb Storiesを導入する団体が見られます。Web Storiesであれば、動画を1つの素材として取り込めるため、編集作業の負荷が低減することも理由の1つと考えられます。
メジャーリーグベースボールでは、ウェブサイトとアプリでそれぞれWeb Storiesを掲載
北米地域における男子プロゴルフツアーを運営するPGAツアーでは各選手のハイライトを掲載
1965年発行の、アメリカの老舗テニス専門誌Tennisが運営するウェブサイト
ビジュアルが非常に重要なファッションジャンルでは、写真の美しさを活かした素晴らしいWeb Storiesが作られています。さらに近年のショッパブル動画の流行もあり、ECサイトやアプリにWeb Storiesを掲載し、プロダクトリンクを活用して販売促進に利用するケースも増えてきています。
旅行会社・ホテルを中心とする旅行業界によるトラベルコンテンツは、SNSで最も人気の高いジャンルの1つです。近年はショート動画が注目されていますが、Web Storiesもさまざまな場面で活用されていることがわかります。
旅行ガイドブックから始まった同社は、オンラインでも素晴らしいStoriesを届けている
ロンドン発、富裕層を対象とした高級旅行雑誌はラグジュアリーなStoriesを投稿
2012年設立、米国発のミレニアル・Z世代対象の動画メディアにもStoriesが使われている
Web Storiesのウェブサイト・アプリへの導入方法は、Googleが正式にドキュメントを公開しています。しかし、デベロッパーでなければ簡単に導入はできません。そのため3rdパーティのツールを用いることが標準となっています。
StorifyMe（ストリファイミー）は、ドイツのスタートアップが提供するSaaSソリューションで、日本国内ではアンドブースター株式会社が独占販売代理店として各社に提供しています。
StorifyMeは、各国の媒体社に先行して導入が進んだため、媒体社にとって役立つ機能が豊富に揃っています。また現在はコマース業界にも役立つ機能開発を進めています。
会員登録しているユーザーに対し、生成AIによってダイナミックにコンテンツを生成して出し分けたり、会員名などの個別のテキストを出し分けたりできる
エンゲージメント・CTRが高いデザインで、htmlメールへの埋め込みコードを生成できる
3rdパーティのPush通知ツールと連携し、ユーザーのリテンションを高めることができる
StorifyMeのツール内で簡易なPMP（プライベートマーケットプレイス）を構築できるほか、既存の導入済み広告ネットワークと連携し、マネタイズを促進できる
Eコマースサイト・アプリでは、商品情報を呼び出して、Storiesやショート動画内に商品情報を簡単に取り込むことができ、販売を促進できる
Web Storiesの導入について詳しく知りたい方は、下記フォームよりお気軽にご相談ください。
